温度計用センサーを詳しく知ろう
2019年5月12日

湿度計センサーを利用する場合には環境に注意

湿度計センサーを利用する場合には、環境に注意して設置を行うことが重要です。

一般的に湿度計センサーは、設置場所周辺の非常に限られた範囲の湿度を測定することになるため、空気のこもりやすい場所や、湿気が溜まりやすい場所などに設置をすると、室内の湿度ではなくその部分の湿度を測定してしまうことになるので、注意をしなければなりません。このような場所を避けて設置をすることが必要となるのです。

湿度の測定方法が温度と大きく異なるのは、空気中の水蒸気が1カ所に停滞してしまう性質があるため、室内の状態が均一でないと言うことを考慮しなければならない点にあります。そのため湿度計センサーを設置する場所によっては、室内全体の湿度に対して非常に高い数値を示してしまったり逆に低い数値を示してしまうことが多いのです。基本的にこのような計測器は作業の邪魔にならないように部屋の隅に設置することが多いのですが、部屋の隅は湿気がこもりやすく、湿度が高めに計測されてしまう傾向があるため注意をしなければなりません。

湿度計センサーを設置する場所は非常に風通しの良い場所が望ましいものです。このような場所でないと正確に湿度を測定することができません。そのため、部屋の中央に設置することが最も望ましいものです。しかし作業面でこの場所に設置できないことが非常に多いため、風通しが良く空気の対流しない場所を選んで設置をすることが非常に重要となっています。

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